アリスギア備忘録

本格3Dシューティングゲーム『アリス・ギア・アイギス』のメインストーリーやキャラエピやらの感想やら考察

躍進編

f:id:cougar29:20220202153516p:plain買収問題が解決し叢雲工業のアクトレス部門が売却されたこともあって叢雲から引き継いだ業者指定のエリアを防衛するため所属アクトレスを増やす目的で話が進む章。一エリアに三人必要で担当エリアは五エリアあるため十五人のアクトレスが必要になる。また、成子坂の担当エリアの業者指定を維持するためにヴァイス討伐を繰り返すという話が続く。俗にショバ争いとも。

終盤から楓の行方不明の姉に対する執着のような想いが描写されその想いを断ち切ることによって二章の幕は閉じる。

キャラ紹介の面が強く本筋の話はあまり動いていない。

・アリスギア史

21世紀の終わりに人類がヴァイスと初遭遇、地球の危機が訪れ、人工知能の判断で宇宙船ムーンシャードを作り人類は地球圏から脱出し、それから約半世紀後アリスギアが開発されたという歴史が語られる。東雲チヱによってこれは列強により作られた歴史である可能性が示唆される。

・全能人工知能アリス

躍進編しょっぱなから語られる歴史にて登場する存在。すでに失われたとされるが、各国シャードや東雲チヱによってバックアップが存在する可能性が示唆されている。

・四谷ゆみ

エンパイア中野の出向契約から戻ってきたアクトレス。キャバ嬢。イメージに反してキャパオーバー気味だった文嘉の事務仕事を軽くこなせる能力がある。「いいじゃない今がよければ」というセリフからは刹那主義的な面が見受けられるが、キャバ嬢になった経緯を考えると過去を忘れたいという意味合いの方が強いか。

隊長の顔を見て驚いた表情を浮かべる場面がありかつての知り合いだったのでは某所でささやかれているが、個人的には単に女ばかりの事務所に男がいて驚いただけだと思われる。

「金の切れ目が縁の切れ目だからね。ほかにいいのが見つかればすぐにいなくなる……いざってときに逃げない人じゃないとダメよっ!!」「よく分からないけどすごい説得力っすね」

・聖アマルテア女学院

北条グループ傘下のお嬢様校。後に言及されるようにアマルテアとはギリシャ神話のアマルテイアと呼ばれる山羊が由来でゼウスはこの山羊の毛皮で神の盾アイギスを作ったとされる。女学院のOGの多くがAEGiSに所属していることからも、北条グループがAEGiSへの影響力を強める目的で作られた可能性が高い。

・紺堂地衛理

聖アマルテア女学院生徒会長。白金エリアの業者指定を成子坂から奪取するため事務所に乗り込んでくる。その時にはトップアクトレスと見做される楓に話を持ちかけ夜露の台詞をスルーする。この時点で夜露は無名の存在であるため、自分の目的のためにも能力のないと目される人間には興味がないということを示しているのかもしれない。係争を通して夜露の実力を知った後は楓を差し置いて最も警戒する対象だと認識を改める。

一回の出撃で大型ヴァイスを四体倒す。この記録はトップアクトレスにも困難と宇佐元杏奈に評されており、アクトレスの強さを測る貴重な尺度となっている。ちなみに杏奈は現役時にハンマーのみのバトルスタイルで一回成し遂げている。

アクトレス専門の管理栄養士

十人以上アクトレスが所属している事業所はアクトレス専門の管理栄養士を雇わなくてはいけない。現実でいうスポーツ選手専門の管理栄養士のようなものだろうか。国家資格の管理栄養士の資格を取った上で公認アクトレス栄養士の認定を受ける必要があると考えられる。

スポーツ選手はともかくなぜアクトレスの食事に専門性が必要なのかについては、小結がアクトレスの好きな食べ物嫌いな食べ物の他、エミッション適性値も把握していたことから、食事がエミッション能力の向上に関係しているためと推し量れる。

・琴村姉妹

しばらくヘイトを買う行動を取りまくるバッドシスターズ。なぜか成子坂を憎んでいる。物語上重要な「凪」の名前も朱音の口から初めて登場する。

・ノーブルヒルズ・ホールディングス

叢雲工業と癒着していたAEGiS幹部が消え、代わりにノーブルヒルズと癒着していたAEGiS職員台頭したため、係争の審判において不正を働く。悪徳企業その二。

・楓の姉

朱音に追いすがる天音を見て楓の回想に後ろ姿だけ登場。楓の姉はそのあと鳳の要請でAEGiSの部隊として応援に駆けつけるが、楓は行方不明の姉がAEGiSにいるはずがなく人違いだろうと判断する。